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日本の暮らしとともにある「お茶」は、身近にある飲み物ながら意外と知らないことばかりです。忙しい時間の合間にほっと一息。春のスイーツをいただきながら。家族団らん話に花を咲かせながら。「茶」で心穏やかな春のひとときを楽しみませんか。

自分の好みの味を探すのがお茶の楽しみ

 日本茶といっても、緑茶だけでも煎茶、玉露、かぶせ茶、釜炒り茶と種類もたくさんあり、お茶の淹れ方もさまざまな方法が本やネットなどで紹介されています。日本茶インストラクターの高宇政光さんに日本茶の基本についてお話を伺いました。

東西で分かれる煎茶の蒸し加減

 日本茶は日本国内で毎年8万トン近く生産され、そのうち80%ほどが煎茶です。皆さんが飲まれているお茶の多くが煎茶になります。
 煎茶には普通の「煎茶」と「深蒸し煎茶」の2つのタイプがあります。日本茶は摘んだ茶葉を蒸気で蒸して揉みながら乾燥させます。この蒸す時間が長いのが深蒸し煎茶です。深蒸しの茶葉は粉のように粒が細かくなり、お湯を入れると緑色になります。深蒸しでない方は茶葉は針のようなしっかりとした形で、お湯を入れると黄色くなります。関東で売られている煎茶は深蒸しが7〜8割、関西では1割程度と食文化に違いがあるようです。

お茶の選び方は価格が目安のひとつ

 お茶の選び方を聞かれるのですが、その人が求める味の好みも分かれるので、私はどれが良いかは奨めません。ただ選ぶ際に価格を目安にするといいと言います。価格というのは、あくまでも販売側の基準で、産地、生産時期、生産者、生産方法などを勘案して総合的に判断したものなので、予算を考えながら自分で買う価格帯を決めて、その中から飲み比べて自分に合ったものを探してみましょう。
 ワインや日本酒を参考に、お茶を産地や品種で区分けはしていますが、ワインや日本酒のように栓を抜けば飲めるものではなく、お茶は自分で淹れなければ飲めません。淹れるプロセスによって、販売側がこういう味ですよと奨めていてもお客様が再現できなければ仕方ないのです。以前、店で飲んだお茶と同じお茶のはずなのに自宅で飲んだら味が違うという人がいましたが、それは淹れ方の違いです。自分の道具と淹れ方に合ったお茶を選ぶようにしてください。ちょっと厳しいかもしれませんが、失敗しないお茶選びはありません。私のセミナーで教えているのは、おいしいお茶の淹れ方ではなく、「自分にとっておいしいお茶」を作る基礎知識と技術です。おいしいお茶は失敗を重ねながら探り当てるのが楽しいはずですよ。
 お米だっていろんな種類が増えてきて、それぞれを味わうようにお茶も選びながら楽しみませんか。私の店でおすすめするおいしいお茶と、他のお茶屋さんがおすすめするおいしいお茶は違うわけで、品揃えの傾向も違います。各店で買い回ってもいいですし、自分に合ったお茶屋さんを決めてもいいでしょう。もちろん私の店じゃなくても、好みの味で選んだことなのだから納得できます。

新茶は普通のお茶とは別物

味に特長のある商品は生産量が限られていて、ある時期にしかないというお茶もあります。そういうものをそれぞれの季節で楽しむのもいいですね。
 4〜5月は新茶のシーズンを迎えます。新茶というのは、いま売られているお茶とは若干風味が違います。新茶の中にはいま販売されているお茶よりも乾燥を弱めているものがあります。乾燥を弱めることで新鮮な若葉の香りが高まります。茶葉の含有水分量は、普通は2〜2.5%のところ、新茶は5〜6%ぐらいにしているお茶も売られています。新茶は普通のお茶とは別物だと思ってください。ワインでいうボジョレーヌーボーみたいなものです。
 ただ気をつけていただきたいのは、含有水分量が多いため化学変化が早く、商品が傷みやすいです。さらに梅雨を迎え、気温も上がるとそれが加速されるのでなるべく夏を越さずに飲んでください。
 開封した茶葉はなるべく金属缶に入れて保管してください。ガラス容器は紫外線の影響受けてしまいます。ビタミンCやカテキンの酸化は酸素で起きるので、できるだけ密閉して湿気にも気をつけます。とにかく劣化を止めることはできませんので開封したら1カ月以内に飲んでください。  お茶屋さんはそれぞれ特長のあるお茶を提供しようとしています。その中から自分に合ったお茶を探すというのは楽しいのではないでしょうか。

お茶を淹れるポイント

自分にとっておいしいお茶を見つけるために必要な煎茶の淹れ方の基本を日本茶インストラクターである高宇政光さんに教えていただきました。これを参考に自分好みの濃さや温度を探ってみましょう。

お茶は最後の一滴まで注ぎ切る

温度計のいらないお湯の温度調整

お湯の温度調整方法があります。容器をいくつか用意してお湯を移しながら温度を下げます。常温の容器にお湯を移すと約7〜8℃下がるといわれています。これをまた他の容器に移せば7〜8℃下がります。2回やれば15℃下がります。そうやってお湯を移す回数で温度低下の目安がつくので、温度計がなくても移す回数でおおよその自分の適温にすることができます。

日本茶と一緒に楽しみたい手作りスイーツ・レシピ

日本茶について学んだ後は、日本茶をより楽しむためのお茶うけを自分で作ってみませんか。「いちご大福」は切り餅を使って電子レンジで作れる簡単調理なので、親子で一緒にチャレンジできます。