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達人 その江さん
写真を楽しみ、
人間性を豊かに
いよいよ花咲き誇る春の到来です。カメラを片手に家族と一緒に近くの公園や広場に出かけてみませんか。デジタルカメラの普及により、デジタル一眼レフカメラでお子さんを撮るお父さん、お母さんや、風景や花を撮影することを趣味にするシニアの方など、「写真好き」という方がたくさん増えてきました。でも、なかにはカメラは難しいものと思い込んでしまっている方もいらっしゃるようです。そこで今回のルネライフでは、なかなか自分の思うような写真が撮れなかったり、もっと写真がうまくなりたいと思っている方々へ、デジタルカメラで「写真」を撮る際のアドバイスをフォトグラファー・その江さんにお聞きしました。生活での身近な存在である子ども、桜、お料理などを中心に説明していただきましたので、すぐに挑戦できるのではないでしょうか?
写真を楽しめる 環境づくりから
その江さんはフォトグラファーとして活躍されている傍ら、写真教室の講師を務めることもあり、数多くのカメラ初心者の方と接してきました。「私が初心者の方に教えたいのは『技術』ではなく、純粋に写真を楽しんでもらうことです」。これまで、その江さんは写真の楽しさを教えるには、「環境」が一番大切だと考えてきました。たまたま取材先で知り合ったフラワーアレンジメント・クラフト作家の吉田さんと知り合い、そのことを話すと彼女の教えるクラフト教室と写真教室を合同で行おうと意気投合し、吉田さんの工房「AT Y's」を教室として、「おうちフォト」と題した写真教室を定期的に開催するようになりました。午前中は吉田さんの指導の元、フラワーアレンジメント作品を制作。この時は、その江さんも受講者の一人。みんなで吉田さんの手作りランチを食べた後、午前中に作ったフラワーアレンジメント作品を撮影する、その江さんの写真教室が始まります。最初の座学は30分、撮影実技は60〜90分。「部屋の大きさからも4〜5人でいっぱいになってしまうのですが、一人ひとりに向き合いながら教えるには、これぐらいの人数がちょうどいいですね」。実際にアットホームな雰囲気に包まれ、参加者の皆さんもリラックスしながら受講していました。
上手に撮るには 「露出補正」「ホワイトバランス」
カメラについての説明は必要最少限にとどめ簡潔に。デジタルカメラで上手に写真を撮るには「露出補正」「ホワイトバランス」の2点を覚えれば大丈夫ということ。露出補正は「明るさ」を調整する機能で、ホワイトバランスは光の色(例えば夕焼けであれば赤みのある光、蛍光灯の光は青みのある光など)を補正する機能。いま撮影しようとする場所の光がどんな状態なのか意識して、この2つの機能を使いこなせれば、自分のイメージに近づいた写真が撮れるようになっていくといいます(詳しくは他ページの作例説明を参照ください)。その江さんはカメラの説明をする時にはなるべく専門用語は使わないといいます。「相手に理解してもらうには誰にでも伝わる言葉でないといけないと思っています。『露出補正』『ホワイトバランス』という言葉も言い換えはできますが、ただカメラのマニュアルには、この言葉しか載っていないので、言い換えると、混乱させてしまいそうで、そのまま使っています」。
写真を楽しむ気持ちを大切に
「おうちフォト」の参加者は、自分のカメラを持参する方もいれば、家族のカメラを借りて参加している方などさまざま。実技では皆さん、自分で作ったフラワーアレンジメントが被写体ということもあり、思い入れたっぷりに撮影を楽しんでらっしゃいます。撮影した結果をモニターで見ながら、その江さんから聞く解説はもちろん、隣の人が受けている説明を聞くのも撮影のヒントに。説明を受けると「ただ写ればいい」から「これを写す」という気持ちに変化するそうです。この「おうちフォト」に何度も参加していくうちにカメラ熱が上がり、もっと新しいレンズを揃えたいという「レンズ沼にはまってます」という方も。また最初はコンパクト・デジタルカメラで参加し、次に参加した時はデジタル一眼レフカメラを購入してたという方もいらっしゃるそうです。撮影後は、参加者全員でティータイム。女性ばかりということもあり、皆さん和気あいあいと撮影実習の感想を話し合います。「この『おうちフォト』は、ランチやティータイムも含めて講習なんです。こうした会話も写真を楽しむことなんじゃないかと思います。実際に教えている私たち主催者も楽しんでます」。
写真は人間性を豊かにするツール
最後に「おうちフォト」終了後、その江さんにお話を伺いました。「アマチュアカメラマンのなかには写真コンテスト入賞だけを目的とした方もいらっしゃいますが、果たして、それは本当に写真を楽しんでいるのかなと思うことがあります。私は純粋に写真を楽しむことを教えたいですね。例えば、自分が撮った写真をブログに載せたら、友達から「素敵な写真ね」と言われたら嬉しいじゃないですか。写真が生活に潤いを与え、人間性を豊かにするツールになって欲しいです。それは、長年、写真業界に携わっている者として、業界に対する恩返しでもあります」。 その江さんにとっても、写真は社会や人とコミュニケーションをとるためのツールだといい、「私は写真と結婚したと思っています」と笑っていました。
春になって暖かくなると、心もワクワク。ちょっと外へ出かけてみたくなりませんか。 そんな時、カメラを一緒にすてきな春色を撮りに行ってみましょう。 近所の公園で可愛い花々、我が子やペットなどを被写体に春の光を感じてみてください。
Chapter.1 子供を撮る
Lesson.1 背景をぼかしてみよう
Lesson.2 動きのある写真を撮ろう
Chapter.2 桜を撮る
Lesson.1 花びらのアップを撮ろう
少し引いて撮影する時は、枝の黒を上手く入れると花がより目立ってきます。
Lesson.2 青空と広がりを撮ろう
Lesson.3 朝の時間は青く撮れる
Chapter.3 料理・雑貨を撮る
Lesson.1 お料理を撮る基本
お料理写真を撮る時、テーブルクロスや小物なども気を配ってみてはいかがでしょう。少しの気配りが素敵な写真の秘訣です。パエリアにワインやキャンドルなどを合わせるだけでオシャレに変身です。
Lesson.2 お気に入りの雑貨を撮ろう
その江

新潟県出身。東京造形大学卒業後、有限会社アドフォーカスに入社。2003年、「Lightinguz」を設立し独立。企業広告写真を中心にポスター、パンフレットなどを撮影。ポートレート、風景と、幅広く活動。現在、写真家10年目にして、写真表現の広がりを求めて、作品を展開中。2010年1月、著書「すてきな写真」を株式会社 日本写真企画より出版。

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