マンション周辺への日当たりを配慮するために、日影がどのように現れるのか。重要な図面のひとつとなるのが日影図(にちえいず)。
馴染みのない日影図とは
建築に携わる人以外、なかなか馴染みのないキーワードがこの「日影図」。中高層建築物を建てる場合、建築基準法上で定められた定点ポイントに、8〜16時の間に決められた日照時間を確保する規制があります。これは日影規制と呼ばれ、建物各部の高さが規制されるものです。
その規制を守るため、実際の建築前に、設計者はマンションなどの日影がどのように現れるのかをあらかじめシミュレーションしておく必要があります。そのときに描かれるのが日影図なのです。
日影図の作成
読んで字のごとく、マンションの日影を図にしたものです。昔は手書きだったのですが、現在は専用のソフトがあり、コンピュータで作成されています。
2つの日影図
日影図には、時刻日影図と等時間日影図のふたつがあります。時刻日影図は各時間ごとの影の形を描いたもので、等時間日影図はあるひとつの場所がどのくらいの時間、影になっているのかを描いたものです。
日影図による確認申請
日影図によって、確認申請という法的な検証ができ、近隣住民への日照への配慮の点で、各住戸に8〜16時の間に何時間の日照が得られるかなどの判断ができます。
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